電気じかけの予言者

きみがここに来ることを、ぼくは知っていた。

仕事は好きだ。やらされていることを除いて。『仕事のくだらなさとの戦い』(佐藤 和夫)

イチオシ!

若生悠矢@spectiveprophetです。

私は仕事は好きだ。自分がやるべきことには苦労を厭わない。時間もかけるし、使った時間を後悔したりしない。

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でも、やらされていることについては、嫌で嫌で仕方ない。やるまでに時間はかかるし、締め切りがあったり、その場に居なければならないと思うと精神的負担は大きい。

過労の本質的な問題は、後者にある。

世の中で「仕事」と言われていることは、ほとんどが後者であり、本当はそれを「労働」という。労働者は精神や肉体を削って、自分の意志では制御できない作業をやらされている。それが連続したら精神も肉体も滅びてしまって当然だ。

また労働させる側の論理でいえば、労働者を休ませる義理はない。でも休ませないと死ぬし、明日も健康に働いてもらわないと困るから、そのために最低限必要なお金を渡しているに過ぎない。でもそんな無秩序な社会では滅びていくだけだから、日本では労働基準法で社会の秩序を守ろうとしている。

最初に戻る。 自分がやるべきことだけで生活ができるのであれば、私は進んでそちらに進むだろう。好きなことを書いて生きられるなら幸せだ。 しかし、生きるために書くという割り切りができず、生きるためにやるなら嫌なことをやってもいいと思ってしまっている。(しまっているというのは、今書いていて気づいたから)

私は結局、書くことが好きなわけではなかったということだ。ただ好きなことを書いていたいだけだった。

(終わり)

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